Google Mapを使ってオンライン旅行をしたら学びが多かった。
旅行したい。でも世界は旅行どころじゃない。ステイホーム。
だってkompressorのパンケーキ美味しそうだったから…。満足……。
なら家にいながら海外旅行すればいいのでは?ということで、Googleストリートビューを使ってロールプレイング的に旅行できないかな!?と思いつき、友達を巻き込んで遊んでみました。
たぶんこんな人が楽しめる
- 調べるのが好きな人
- 小さなことにも疑問を持てる人(ここが結構楽しめる分岐点になりそうな気がする)
- ロールプレイングが好きな人
プレイ人数
人数:2−4人くらい。
あんまり大勢だとお話しながらやるのが難しいので。
用意するもの
- 付き合ってくれる友人(大事)
- 画面共有しながらお話できる方法(オフラインでやる場合は不要)
- Zoom,Discord,Google meetなどオンラインMTGツールを使うと良いと思います。おすすめはDiscord。
- GoogleMap(これをメインで使います)
やりかた
特にルールはないんですが、だいたいこんな感じでやると楽しかったってことをまとめました。
誰かひとりのブラウザ画面を他の人に共有しながら、下記をみんなで話して進めていきます。
- 行きたいところを決める。
- 国外、国内の行きたいところを決めます。観光地、食べたいものをあげておきます。
- 多少無理のあるルートでも全然大丈夫。だってオンラインなので、適度に端折れます。
- Googleストリートビューのあるところのが楽しいです。ときおりまだGoogleストリートビューが通っていないところもあるので、先にマップで確認しておくほうがいいかも。
- 自分の家や、近くの空港から、目的地への行き方を調べる。
- たとえば成田空港からエストニアへ行くなら、なんという空港につけばいいのか、直行便はあるのか、乗り換えが必要ならどう乗り換えるのか?を調べます。
- 目的地近くの空港・駅からスタート。
- Googleストリートビューを使って泊まるホテルや行きたいところへ向かいます。道中気になる部分があれば立ち止まり、その場所について調べたり話したりしていきます。
- 目的地についたら写真などで景色やその場所について調べます。
もっと楽しむために
- 自分が住んでいるところとの時差、行く日の天気や気候、通貨などを調べる。
- 要はロールプレイングなので、雨だからここ行こう、この季節だからここ行ったらいいかも! と行きたいところを話し合って決められます。
- 通貨は円から両替した場合、いくらなのかを知っておくと、海外での物価がどれくらい高いのか、安いのかを感覚的に掴みやすくなります。
- その国の交通手段について調べる。
- その国の移動方法がタクシーなのか、電車なのかも調べると面白いです。Uberでタクシーを手配するのか、はたまた他の配車サービスがあるのか。ちなみにトルコではiTaksiなどがあるらしいです。
- その国の歴史について調べる。
- どんな歴史を辿ってきているのか、博物館とか見に行ったときに一緒に調べてると楽しいです。普通展示品を見るのに一生懸命になったり、その場で調べることってできないので、その場でみんなで話すことができるのは意外と貴重かと。
- 泊まるホテルを決める。
- Booking.comやじゃらん、Googleなどでで泊まりたいホテルを決めます。予算を決めて現実的に設定してもいいし、予算無しでとにかく泊まりたい憧れのホテルでもOK。行きたい観光地の近くのホテルを探します。
- いろんなサイトを見てみる。
- ホテルや行きたかったお店の公式サイト、Youtubeなどへアクセスしてみると、思っても見なかった情報を手に入れられます。たまに博物館とかはVRデータとかを共有してくれていたり、舞台はYoutubeでこるので、それも使えます。
- 気になるちょっとしたことを調べてみる。
- 個人ブログや現地のサイト、各種SNS投稿などから情報を取得することもあります。ご当地情報などを掲載してくれている個人ブロガーに感謝。
- ハッシュタグ作ってTwitterへ投稿する。
- 旅の記録のために、ハッシュタグを使いました。GoogleMapはURLを投稿すればそのまま該当箇所に飛べるため、便利です。
- Googleドキュメントとか気になったことをメモしてもいいかも。
- キャプチャで記念写真
- あくまで個人で楽しむ範囲で、背景と自身のアイコンを重ねて撮影してください。
- その国の料理を食べてみる。
- その国の主食などを調べて、作ってみたり、テイクアウトしてみたり。おうちでその国のご飯を食べてみるのも楽しそうです。
- レシピも探してみるといろいろなサイトで公開されています。
- 【全文公開】スーパーの材料で作れる!全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ|ライツ社 https://note.wrl.co.jp/n/n3d8a2d666a83
実際にやった流れ
一応思いつきで遊んだだけだったのですが、楽しめたのでざっくり大まかな流れをここに記録。
旭川空港に到着
いきなり旭川空港出たところの銅像が気になる。普通の旅行なら気になっても移動しなきゃいけないのでスルーですが、今回は調べたい。

友人に旭川出身の子がいたので、解説してもらう。レルヒさんというらしい。ていうか手に何持ってんの?と思ったらスキー板らしい。オーストリアの軍人さんなの!?
旭山動物園にいく
空港から車で20分かからないくらい。めっちゃ近い!バスも出てるらしい。
旭山動物園、中はいれるの!?
思ってたより中入れた上に、一般の方が公開してくれているパノラマ画像のおかげで動物を見ることができました。レッサーもかわいいです。
いきなりエストニアいきたい……。
友人が急にエストニアいきたいと言い出したので、急遽エストニアへ。旭川空港に戻りつつ、どう行ったらいいのかを調べました。
タリン空港というところに行けば良さそう。乗り換えは必要ですが、旭川空港からもいけそうです。
パスポート? なくてもいけるのが素晴らしいところです。
エストニアのタリン空港へ到着。
20時間も飛行機乗らず1分で到着。タリン空港、思ってたよりこじんまりしてますね。
Googleストリートビューで市内に進める。
ブラブラ市内に向かって歩いていたら、道中の壁に描かれているものがものすごくおしゃれ。ていうかタリンって世界遺産認定されているんですね。知らなかった。
公園についたらなんかすごい見下されている。
タリン解放者の記念碑というらしい。エストニアってそういえばいろんな国の支配下に置かれていた歴史があると梨木香歩さんのエストニア紀行で読みました
泊まるホテルはここにしました。
3人で泊まれるところが好感度高いし、旧市街へのアクセスも抜群。
ホテルの部屋を見ていたらのトイレの横にあるものが気になる。なにこれ???
みんなで調べたらドライヤーだった。
こんなの初めて見た!!そして投稿してくれた方に感謝!!
ホテルからまほやくの聖地へ向かう。
これが友人のお目当てだったらしい。ははーんなるほど。
色んな所歩いていたら、パンケーキ屋を見つける。
おいしそう!
kompressorというお店らしい。評価めっちゃたかい。
ググったところ、わりと日本人にも有名なようで、いくつかブログ記事が見つかりました。
パンケーキ屋なのに写真をみたらクレープっぽい。でもこれがパンケーキのようです。
カエルかわいい。
- 公式サイトのメニューの写真を見ると、英語のメニューもある!JUICEって書いてあるけど、何が出てくるの?? というかエストニアのジュースってなんだろう??と思って調べる。
http://anteeksi.sunnyday.jp/zakka/eestijuice/eestijuice.html
COLAって書かれたパイナップルジュース、バナナの絵の描かれたピーチジュース……。適当すぎやしませんか。
タリンの野外博物館へ。
- エストニアの昔の生活を見られるそうです。
- ところでこの井戸、どう使うの……?

調べても出てこないぞ……。宿題にしよう。
解散後に調べた方法メモ。
- ①Googleでエストニア語で井戸を検索Google翻訳にかけたところ、どうも違う単語が出てきている模様(日→エストニアのあとにエストニア→日にしたところ、上手と翻訳されたので気づいた)
Google検索にPDFが引っかかった。
Häda ajab härja`kaevu. 〔諺〕窮地に陥った雄牛は井戸に逃げ込む(引用:エストニア語小辞典)
- この一文から井戸っぽい単語を抜き出す。井戸に〜なので、英語的に考えるとto XXXみたいになるから感覚的にたぶん最後の単語「kaevu」が井戸なのでは?と当たりをつけた(あってるかはわかんない。時間があれば図書館でエストニア語の辞典を借りてもいいかも)
- ②YoutubeでEstonia, Kaevuで調べてみると、下の動画に行き当たった。
- 普通につるべを落として使う感じでした。
ホテルに戻って就寝。
- 他、タリン市内を回って22時くらいに解散しました。また次回やるときはこのホテルから始めます。セーブ地点みたいなものです。
次の日の朝、クレープパンケーキを作る。
だってkompressorのパンケーキ美味しそうだったから…。満足……。
やってみた学び
- 思ったより色々気になって調べてしまう。そして意外と知りたいこと日本語で出てくる。
- GoogleMapに写真紐付けてくれている人ほんとありがとう。
- 個人サイトで発信してくれている人ほんとありがとう。
- レファレンス力が試される。