プロジェクトのスケジュールを立てるとき、「今日から5営業日後の納期はいつだろう?」と計算する場面、ありますよね。
単純に日数を足すだけだと、土日が含まれてしまって「あれ、この日は休みじゃん...」となった経験はありませんか?
カレンダーを見ながら指折り数えるのは面倒ですし、ゴールデンウィークや年末年始が絡むともうお手上げです。
でも大丈夫です。Googleスプレッドシートの関数を使えば、営業日の計算は一瞬で終わります。
この記事では、土日祝日を自動的に除外して営業日を計算する方法を、実務ですぐに使えるレベルまで丁寧に解説します。
結論:WORKDAY関数を使えば一発で解決
営業日計算にはWORKDAY関数を使います。
基本の書き方
具体例:
=WORKDAY(A1, 5)
A1セルに「2025/11/29」と入力されていた場合、この式は自動的に土日を飛ばして「5営業日後」の日付を計算してくれます。
たったこれだけで、土曜日と日曜日は自動的に除外されます。
【重要】祝日も除外する方法
ここが最も大切なポイントです。
基本のWORKDAY関数だけだと、祝日は平日として扱われてしまいます。つまり、元日やゴールデンウィークも「営業日」としてカウントされてしまうんです。
これでは実際の業務では使えませんよね。
解決策:祝日リストを作る
別の場所に「祝日の一覧」を作成し、それを関数に読み込ませることで解決できます。
完成形の式
具体例:
E列の2行目から20行目に祝日データを入れておけば、その日付も自動的に除外されます。
日本の祝日リスト
最新の祝日情報は内閣府の「国民の祝日について」のページで確認できます。振替休日や臨時の祝日にも対応できるよう、定期的に更新しましょう。
設定手順(画像付き解説)
- 祝日リストを作成する
- E列などの空いている場所に、上記の祝日データを貼り付けます
- WORKDAY関数を入力する
- 計算したいセルに
=WORKDAY(A2, 5, $E$2:$E$20)と入力します - A2は開始日、5は営業日数、E$2: E$20は祝日リストの範囲です
- 計算したいセルに
- 絶対参照($マーク)を忘れずに
- 祝日リストの範囲には必ず
$をつけてください - これがないと、オートフィルしたときに範囲がズレてしまいます
【応用】土日以外が休みの場合(WORKDAY.INTL関数)
美容室や飲食店など、土日が休みではない職場もありますよね。
そんなときはWORKDAY.INTL関数を使います。
基本の書き方
週末パターンの指定方法
よく使うパターンをご紹介します:
1または省略:土日が休み(デフォルト)7:日曜日のみ休み11:日曜日と月曜日が休み"0000011":火曜日と水曜日が休み(0が平日、1が休日)
具体例:火曜日と水曜日が定休日の場合
=WORKDAY.INTL(A2, 5, "0000011", $E$2:$E$20)
これで、月・木・金・土・日を営業日として計算できます。
よくあるミス&解決法
ミス1:謎の数字が表示される
症状: 日付ではなく「45321」のような数字が表示される
原因: セルの表示形式が「日付」になっていない
解決法:
- 該当セルを選択する
- メニューバーの「表示形式」→「数字」→「日付」を選択
- または、ツールバーの「123」アイコンから「日付」を選ぶ
ミス2:オートフィルすると祝日リストがズレる
症状: 式をコピーしたら、計算結果がおかしくなった
原因: 祝日リストの範囲指定が「相対参照」になっている
解決法:
- 祝日リストの範囲に必ず
$をつける E2:E20ではなく$E$2:$E$20と書く- キーボードショートカット: 範囲を選択した状態で
F4キーを押すと、自動的に$マークが付きます(Macは⌘+T)
ミス3:祝日が正しく除外されない
原因: 祝日リストのセルが「文字列」として入力されている
解決法:
- 祝日データを入力し直すか、貼り付け時に「値のみ貼り付け」を使う
- 日付として認識されているか確認するには、セルをダブルクリックして編集モードにしてみてください
まとめ
営業日計算は、WORKDAY関数を使えば簡単です。
押さえておきたいポイント:
- 基本は
=WORKDAY(開始日, 日数)で土日を除外できる - 祝日も除外するには、祝日リストを作って第3引数に指定する
- 祝日リストの範囲は必ず絶対参照($マーク付き)にする
- 土日以外が休みの場合は
WORKDAY.INTL関数を使う
この方法を使えば、納期管理やスケジュール作成が劇的にラクになります。ぜひ実務で活用してみてください。